こんにちは、ごんです。
皆さんは、「ゴルフ」と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか?
- 親世代や会社の偉い人たちがやるスポーツ
- 付き合いでやるもので、本当に楽しいの?
かつての私は、正直に言うと、そんな風に少し斜に構えて見ていました。
でも、そんな私が、今ではすっかりゴルフにハマっています。
きっかけは、私の両親から「一緒にゴルフをしたい」と誘われたことでした。
- 親孝行になるなら、やってみようかな
- 「何がそんなに面白いんだろう?
- 性別や年齢に関係なく、生涯楽しめるスポーツらしい
- 妻との共通の趣味にもなるかもしれない
いくつかの理由が重なり、私はゴルフの世界に足を踏み入れることにしました。 (一応野球経験者なので、止まっている玉を打つのは簡単だろう、なんて甘い考えもありました(笑))
そこで今回は、そんな私が実際に体験して感じた、「ゴルフって、実はこんなに面白い!」という魅力について、お話ししたいと思います。
この記事が、
- 新しいことを始めたい!
- ゴルフに少しでも興味がある
- 夫婦で共通の趣味をやりたい
そんなあなたの背中を、そっと押すきっかけになれたら嬉しいです。
最初の壁:空振り、右へ、左へ…うまくいかない日々

甘い考えは、一瞬で打ち砕かれた
ゴルフを始めるにあたり、まずは道具も持っていなかったので、両親にクラブを借りて、一緒に「打ちっぱなし」の練習場へ行きました。
「一応、野球経験者だし、止まっているボールを打つくらい簡単だろう」 そんな私の甘い考えは、最初の数球で、見事に打ち砕かれました。
難しい!!!
ボールに当てることは、ある程度はできました。でも、打ったボールは、全くと言っていいほど真っ直ぐ飛ばない。面白いように全部右へ飛んだり、大きく右へ曲がったり…。
そして、自分でも驚いたことに、まさかの空振りまでしてしまいました。
「え、止まっているボールを空振り…?」と、自分の運動神経を疑うほどの衝撃でした。
次々と現れる、ゴルフの「壁」
打ちっぱなしに通い始めた本当の初期は、ひたすら技術的な壁との戦いでした。
「どうすれば、真っ直ぐ、曲がらずにボールが飛ぶんだろう?」 その答えを探して、ただ必死にボールを打ち続ける日々。
そして、少しだけボールに当たるようになって、いざコースデビューすると、今度はまた新たな壁が現れました。
それは、「ルールの複雑さ」と「精神的なプレッシャー」です。
広大なコースの中で、次にどのクラブを使えば良いのか、どこに打てば良いのか。
そして、後ろの組の視線を感じながら、焦って打っては失敗する…。
ゴルフというスポーツが、単なる技術だけでなく、知識やメンタルも問われる、非常に奥深いものであることを、身をもって知った瞬間でした。
私なりの上達法と、大きな気づき

自己流の限界と、「プロに頼る」ということ
最初の壁にぶつかった私は、なんとかして上手くなりたいと、YouTubeでプロのレッスン動画を繰り返し見たり、ゴルフが上手な両親からアドバイスをもらったりしました。
もちろん、それらも非常に参考になりました。
でも、私が一番「効果があった!」と実感したのは、思い切って妻と一緒にゴルフレッスンに通い始めたことでした。
半年程度、毎週末には必ずと言っていいほどレッスンに通う、短期集中コース。
そこで、プロのコーチから直接、基礎を徹底的に教えてもらったのです。
自己流で100回素振りをするよりも、プロに1回、悪い癖を指摘してもらう方が、よほど上達への近道になる。 ゴルフというスポーツを通して、そんな当たり前の、でも忘れがちな大切なことに気づかされました。
「力を抜く」ことの大切さ
そして、レッスンを通して得た、もう一つの大きな気づき。 それは、力いっぱい振っても、楽に振っても、ボールの飛距離はあまり変わらないということでした。
むしろ、力を抜いた方が、安定して良い球が打てる。
仕事でも、ブログでも、そしてゴルフでも。 「力みすぎないこと」。
これが、物事をうまく進めるための、私にとっての共通のキーワードなのかもしれません。
私がゴルフにハマった、本当の魅力

最初は「難しい!」という印象だったゴルフ。
でも、続けていくうちに、私はスコアや技術以上に、もっと大切なゴルフの魅力に気づき始めました。
① 大切な人と、同じ時間を共有できる喜び
私がゴルフを始めて一番良かったと感じているのは、大切な人と、同じ趣味を共有できるということです。
性別や年齢に関係なく、誰もが自分のペースで楽しめる。だから、妻との共通の趣味にもなるし、両親を誘って一緒にコースを回ることもできる。
広大な自然の中を一緒に歩きながら、他愛のない話をする。相手のナイスショットに、自分のことのように喜ぶ。
そして、楽しそうにしている両親の姿を見る。
これらは、他の何にも代えがたい、かけがえのない時間です。
② 心と頭をリセットしてくれる、自然の中の「よりみち」
ゴルフは、私にとって最高のメンタル・デトックスでもあります。
緑の匂いや、芝生の上を歩く感触、澄んだ空気の中での深呼吸。日常のストレスから解放され、心も体もリフレッシュされていくのを感じます。
そして、何より良いのが、思考が強制的に切り替わることです。
日常だと、一度仕事のことを考え始めると、頭の中でぐるぐると反芻思考に陥ってしまうことがあります。
でも、ゴルフ場では、たとえ仕事の話をしていても、自分の打つ順番が来れば、意識は目の前の一打に集中せざるを得ません。 この強制的な思考の切り替えが、私の心を非常に楽にしてくれるのです。
③ 理屈じゃない。「楽しい!」「気持ちいい!」という感覚
そして、最後の魅力は、とてもシンプルです。
思い通りにボールが飛んだ時、スコアが良かった時、自分の実力以上の成果が出た時…理屈抜きに、「楽しい!」「気持ちいい!」と感じる。
この、自分の成長を体で感じられる純粋な喜びが、また私をゴルフへと向かわせるのかもしれません。
まとめ:ゴルフは、人生の「よりみち」に似ている
今回は、私がゴルフにハマった理由や、その本当の魅力についてお話ししてきました。
私がゴルフを通して学んだ、一番大きなこと。 それは、「力を抜いた方が、うまくいくこともある」ということです。
仕事でも、ブログでも、そしてゴルフでも。常に100点満点を目指して力いっぱい頑張るのではなく、「まあ、こんなもんか」と肩の力を抜き、「ほどほどに」楽しむ。
その方が、結果的に物事は良い方向に進むし、何より、長く続けることができる。 ゴルフは、そんな当たり前で、でも大切なことを、私に再認識させてくれました。
もちろん、人生と同じで、うまくいかないことばかりです。 でも、緑の芝生の上を歩き、家族と笑い合い、次の一打に集中する。その「よりみち」のような時間そのものが、私にとってはかけがえのない宝物です。
理屈はさておき、
ゴルフは、本当に楽しいです!
そして、気持ちいい!
もし、あなたが何か新しい趣味を探していたり、日常から離れる時間を作りたいと思っているなら、ぜひ一度、ゴルフの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
この記事が、あなたの新しい「よりみち」のきっかけになれたら、とても嬉しいです。
以上、ごんでした。