【観葉植物】ウンベラータの葉は半分に切るべき?剪定後の葉っぱカット3パターンを実験してみた!

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こんにちは、ごんです。

今回は、我が家で育てている観葉植物、フィカス・ウンベラータについてのお話です。

このウンベラータは、数年前に私の母が結婚祝いとしてプレゼントしてくれた、大切な植物。植物や花を育てることが大好きな母から譲り受けたこともあり、私も愛情を込めて育ててきました。

その甲斐あってか、すくすくと、それはもう元気に育ってくれまして…。 気づけば、私の背丈と同じくらいの高さまで、一本の木がまっすぐに伸びていました。

力強く上に伸びる姿は頼もしいのですが、心の中では「部屋の中だと、これ以上大きくなれないかもしれないな…」「もっと枝分かれさせて、こんもりとしたバランスの良い形にしたいな」という気持ちが、日に日に強くなっていったのです。

そこで今回、思い切って人生で初めて、このウンベラータの「剪定」と、切った枝を使った「株分け」に挑戦してみることにしました!

この記事では、その試行錯誤の過程と、観葉植物初心者が直面した「ある疑問」についての、小さな実験の様子をお届けします。

人生初の「剪定」と「株分け」に挑戦!

剪定のベストシーズンと、念入りな道具準備

剪定を決意したものの、もちろん知識はゼロ。 まずは「剪定時期は、植物の成長期である春から秋の暖かい時期が良い」という基本情報を頼りに、YouTubeやブログ記事をいくつか見比べて、自分なりに情報を精査することから始めました。

私がこの計画を実行に移したのは、残暑もまだ感じられる9月のことです。

次に、道具の準備。
ウンベラータの茎はある程度の太さがあったので、普通のハサミではなく、切れ味の良い専用の「剪定バサミ」を購入しました。

そして、これが非常に重要だと感じたのですが、切り口から病気が入るのを防ぐための「癒合剤(ゆごうざい)」というペースト(私は「トップジンMペースト」という、多くの園芸家さんが使っている定番のものを選びました)も用意。

これで準備は万端です。

いざ、人生初の剪定!…と、初心者が注意すべき「白い樹液」

そして、いよいよハサミを入れる瞬間。 「本当に、ここで良いのかな…?」 「母からせっかくもらった大切なウンベラータを、もし枯らしてしまったらどうしよう…」 そんな不安が、何度も頭をよぎります。

でも、最後は「その時はごめん!」という気持ちで、「えい!」と思い切ってハサミを入れました。

すると、切り口から白い樹液のようなものが、じわっと滲み出てきました。調べてみると、この樹液はウンベラータが属するゴムの木の仲間特有のもので、肌が弱い人やペットにとっては、かぶれの原因になることもあるそうです。触ってみるとネバネバしていたので、慌てて手袋を装着。これから挑戦される方は、あらかじめ手袋を準備しておくことを強くおすすめします。

癒合剤も、どれくらいの量を塗れば良いのか分からなかったので、とりあえず切り口を保護するように、たっぷりと塗っておきました。

切った枝は「水挿し」で、新しい命に

剪定で切り落とした枝は、新しい鉢で育てる「株分け」に挑戦することにしました。

一番手軽な「水挿し」という方法で、透明なコップに水道水を入れ、そこに切った枝を挿すだけ。あとは、根が出てくるのを信じて、毎日お水を換えることにしました。

謎の儀式?「葉を半分に切る」とは?

剪定した枝を水に挿し、いざ株分けの準備!と意気込んでいた私ですが、ここで一つの謎にぶつかります。 ネットでウンベラータの株分けについて調べていると、多くのサイトで「葉からの水分の蒸散を防ぐために、葉を半分に切るのが良い」と書かれているのです。

「葉を、半分に…?」

正直、最初は意味が分かりませんでした。 「なんで、せっかくの葉っぱを半分に切るんだろう?」「というか、どういう半分の形にカットするのが正解なんだ?」 そんな素朴な疑問が、次々と頭に浮かんできました。この疑問こそが、今回この記事を書こうと思った一番の理由です。

【実験】葉っぱのカット、3パターンを試してみた!

ネットで調べても、その「正しい半分の形」は、人によって言っていることが少しずつ違うようでした。 「それなら、自分で試してみるのが一番早い!」 私の「白黒はっきりさせたい性格」も手伝って、私は自分自身で小さな実験をしてみることにしました。今後の自分のためにも、そして、いつか同じように悩む誰かの役に立てれば、という想いも込めて。

私が試したのは、以下の3つのカット方法です。

  1. 縦に半分カット
  2. 横に半分カット
  3. 斜めに半分カット

そして、比較対象として「カットしなかった葉」も用意し、それぞれの経過を観察することにしたのです。 もちろん、私の期待としては、「どの半分でも良いから、みんな元気にすくすくと根を出して育ってほしい!」ただそれだけです。

剪定から10日後…驚きの変化が!

剪定と株分けの準備をしてから、約10日。
毎日ドキドキしながら様子を見ていましたが、ついに嬉しい変化が訪れました。

本体から、新しい命のきざしが!

まず、剪定したウンベラータの本体。 切り口の少し下あたりから、新しい芽が2つ、ちょこんと顔を出してくれたのです!

正直なところ、本当に芽が出てくるか不安だったので、この小さな緑を見つけた時は、心からホッとしました。 「思い切って剪定して良かった…!」と、自分の挑戦が報われたような、ささやかな成功体験を味わうことができて、とても嬉しかったです。 成長がピタッと止まっていた我が家のウンベラータが、また力強く「生き始めた」瞬間。植物の生命力には、本当に感動させられます。

株分けの成功率を上げる?「葉っぱカット実験」の経過

そして、水に挿して株分けに挑戦している枝たち。こちらも、少しずつですが変化が見られます。 まだはっきりと根が出ているわけではありませんが、よーく見てみると、どの茎からも根が出てきそうな、白いプツプツとした膨らみが見え始めています!これも、新しい命が生まれようとしているサインですね。

実は、この株分けの成功率を上げるために、「葉を半分に切る」という方法があるそうです。葉からの水分の蒸散を抑え、発根にエネルギーを集中させるのが目的とのこと。 そこで今回、私は「縦・横・斜め」の3パターンで葉をカットし、どれが一番効果的なのか、小さな実験もしています。

肝心の実験結果ですが、今のところはカットした葉たちに大きな変化は見られません。どのカット方法が一番良かったのか、あるいはカットしない方が良かったのか、結論が出るには、もう少し時間が必要なようです。 この「葉っぱカット実験」の結果と、水に挿した枝たちの発根の様子については、また変化があり次第、改めてご報告しますね!今後の成長が楽しみです。

まとめ:観葉植物を育てることは、「よりみち」そのもの

今回は、我が家のウンベラータの、人生初の剪定と株分け実験の様子をお届けしました。

思い切ってハサミを入れた時はどうなることかと心配しましたが、切り口から新しい芽が力強く顔を出してくれたのを見た時、その生命力の強さに、素直に感動しました。 毎日水をやり、栄養を考え、日の光が足りているかと気を配る。そんな自分なりの試行錯誤の結果が、こうして目に見える形で現れるのは、本当に嬉しいものです。新しい命が誕生する姿は、なんとも可愛らしいですね。

そして、すぐに結果が出なくても、日々の小さな変化を楽しみながら、根が出るのをゆっくりと待つ時間。 それはまさに、私のブログのテーマでもある**「よりみち」そのもの**だと感じました。

このブログも、このウンベラータのように、私と一緒に少しずつ育てていき、読んでくださるあなたの役に立てるような、そんな場所にしていきたいと思っています。

最後に、これを読んでくださっているあなたへ。 お部屋に一つグリーンがあるだけで、日々の景色が少しだけ豊かになるかもしれません。皆さんも、お気に入りの観葉植物を迎えて、日々の「よりみち」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

今回実験した葉っぱたちの成長の続きも、またご報告しますね!

以上、ごんでした。

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