【公務員のリアル】我が家を救った「三種の神器」

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こんにちは、ごんです。

平日は仕事に追われ、休日は溜まった家事に追われる…。
「『ゆっくりする』って、どうやるんだっけ?」 以前の私は、本気でそんなことを考えていました。

残業でクタクタになって家に帰り、そこから食事の準備をして、洗濯物を回して…
気づけば深夜
あとは寝るだけ。そんな毎日に、少しずつ心がすり減っていくのを感じていました。

正直に言うと、我が家は夫婦ふたり暮らし。
子育てに奮闘されているご家庭に比べれば、本来はもっと時間に余裕があるはずです。
それなのに、なぜこんなに時間に追われているんだろう…。そんな、少し情けないような気持ちもありました。

でも、状況は違えど「このままでは、心も体も持たない」「もっと夫婦の時間を大切にしたい」「ほんの少しでもいいから、自分のための時間がほしい」という気持ちは、多くの人に共通するのではないでしょうか。

そんな切実な思いから、我が家ではいくつかの「時短家電」を導入してみました。
今回はその中でも、特に「これは人生が変わった!」と感じた“三種の神器”と、逆に「とても便利だけど、我が家の環境には合わなかったな…」と感じた家電について、忖度なしの正直なレビューをお届けします。

もし、あなたが以前の私のように時間に追われる毎日を送っているなら、この記事が生活を少しでも楽にするヒントになれば嬉しいです。

我が家の暮らしを支える「三種の神器」

洗濯の常識が変わる!殿堂入り家電①「ドラム式洗濯乾燥機」

もし、我が家の「三種の神器」の中で、順位をつけずに「どちらも1位」と呼びたい二大巨頭がいるとしたら、それは「ドラム式洗濯乾燥機」と、次にご紹介する「ロボット掃除機」です。 今回は、まず洗濯の革命児、ドラム式洗濯乾燥機について熱く語らせてください。

導入前の私を悩ませていた「洗濯」という名のマルチタスク地獄

皆さんは、「洗濯」と聞いて、いくつの工程を思い浮かべますか?
以前の私は、こうでした。

  1. 洗濯物を洗濯機に入れる。
  2. 洗濯が終わったら、取り出す。
  3. 一枚一枚ハンガーやピンチに取り付ける。
  4. 天気予報を確認しつつ、外に干す。
  5. 天気が怪しくなったら、取り込むタイミングを気にする。
  6. 乾いたら、取り込む。
  7. 一枚一枚ハンガーやピンチから外す。
  8. 畳む。
  9. しまう。

この多すぎる工程…。特に、共働きで夜にしか洗濯できない我が家にとっては、「天気を気にする」「部屋干しの匂いやスペースを気にする」といった、常に頭の片隅に居座る悩みのタネでした。
お気に入りの家事の一つであるはずの洗濯が、イライラやストレスの原因になることも多かったです。

「干す・取り込む」が消えた世界の破壊力は、ハンパじゃない

周りの友人やネットの口コミで「ドラム式は絶対に導入した方が良い」とよく見聞きしていましたが、正直「本当?そんなに良いの?」と半信半疑でした。

結論から言うと、間違いなく、想像以上に良かったです。

一番の変化は、先ほどの工程のうち「ハンガーにつける」「干す」「取り込む」「ハンガーから外す」という4つの工程が、ボタン一つで完全に消滅したことです。

特に、下着、靴下、ハンドタオル、そして我が家ではバスタオル代わりに使っているフェイスタオル。こうした数が多くてこまごました物たちを、一つ一つピンチに挟んだり、ハンガーにかけたり、そしてまた外したりする…あの地味に時間と気力を使う作業から完全に解放されたのは、本当に大きな変化でした。

バスタオルを使わない分、タオルの洗濯枚数も多くなりがちだったので、この恩恵は絶大です。

そして、天気を一切気にしなくていい。
この精神的な解放感は、思っていたよりも絶大な変化を私の心にもたらしてくれました。
うちの洗濯機は洗剤の自動投入機能付きなので、洗剤を毎回計って入れる手間さえ、ほとんどありません。

そして、特に感動したのが予約機能です。
仕事終わりの時間に合わせて予約しておくと、家に帰る頃には乾燥まで終わったフワフワの洗濯物が出迎えてくれる。
この破壊力は本当にハンパじゃないです。
洗濯のことを気にせず、生まれた時間で夫婦で散歩に行ったり、コーヒーを淹れてゆっくり話したり、お互いの趣味の時間に使えたり…。

洗濯という家事から、「時間」と「心の余裕」という、何物にも代えがたいものを手に入れることができました。

正直レビュー!導入前に知っておきたい注意点

もちろん、良いことばかりではありません。
私が実際に導入してみて感じた、正直な注意点もいくつかお伝えします。

  • 価格
    やはり、縦型洗濯機に比べると高価です。
    ただ、これは「時間を買う」ための投資だと考えると、我が家にとっては価値がありました。
  • 使わない機能もある
    私の場合、スマホ連携や温水洗浄機能はほとんど使っていません。
    ご家庭のライフスタイルに合わせて、本当に必要な機能を見極めるのがおすすめです。
  • 音と時間
    運転音は、以前使っていた縦型より静かだと感じますが、やはりある程度の音はします。
    我が家では、念のため夜中に予約運転するのは避けています。
    また、終了ブザーが意外と大きいことがあるので、朝早くにセットするのはやめました。
  • 設置場所と追加料金(賃貸の方は特に注意!)
    これが一番の盲点でした。
    事前に設置場所のサイズを測って業者さんにお伝えしていましたが、実際に搬入すると思った以上にギリギリでヒヤヒヤしました。
    さらに、もともと設置してあった洗濯パンでは排水が難しいとのことで、高さを出すための「嵩(かさ)上げ台」が追加で必要に。
    当日、業者さんから提案されたものは5,500円でした。(後でAmazonで調べたら、似たものが2,000〜3,000円だったので、事前に買っておけば良かったです(笑)。
    可能なら、事前に自分で用意しておくのが良いかもしれません。)

床掃除からの解放宣言!殿堂入り家電②「ロボット掃除機」

さて、我が家の暮らしを支える「二大巨頭」のもう一方をご紹介します。
それは、もはや説明不要の人気者、ロボット掃除機です。
ドラム式洗濯乾燥機が「洗濯」という家事の概念を変えてくれたなら、ロボット掃除機は「床掃除」というタスクそのものを、私の日常からほぼ消し去ってくれました。

掃除機との格闘…「ホコリよ、見えるのになぜ…」

ロボット掃除機を導入する前の我が家は、多くの共働き家庭と同じく、床掃除に悩まされていました。

  • 平日は掃除機をかける時間がない
    残業で帰宅すると、掃除機をかける気力も時間も残っていません。
  • 週末にまとめて掃除するのが大変
    貴重な休日の時間を、掃除機がけに30分〜1時間も費やすのが、正直なところ苦痛でした。
  • すぐに気になる髪の毛やホコリ
    掃除してもすぐに目につく髪の毛やホコリに、「またか…」と小さなストレスを感じる日々。
  • 掃除機自体のストレス
    いざ掃除を始めても、途中で充電が切れて中断したり、ベッドや家具の下など、腰をかがめて掃除するのが大変だったり…。

掃除という一つの家事が、確実に私の時間と「脳のリソース」を奪っていました。

「勝手にキレイ」がもたらす、時間と心の余裕

ロボット掃除機を導入して、我が家の生活は一変しました。

何より大きいのは、「掃除のために休日の時間を取らなくて良い」という事実です。
出かけている間や、他の家事をしている間、趣味の時間に没頭している間に、勝手に床掃除が終わっている。
この快適さは、一度味わうと本当に手放せません。

家に帰ってきた時、床が常にキレイな状態が保たれているのは、想像以上に気持ちが良いものです。
「掃除しなきゃ」というタスクが頭から一つ消えるだけで、こんなにも精神的な余裕が生まれるのかと驚きました。
副次的な効果として、ロボット掃除機がスムーズに動けるように、自然と床に物を置かない習慣がついたのも、部屋がスッキリする嬉しい変化でした。
以前感じていた、掃除機の充電切れによるイライラも、もちろんありません。

正直レビュー!ロボット掃除機と「うまく付き合う」ための注意点

もちろん、ロボット掃除機も万能ではありません。我が家のモデルは、ロボット掃除機が出始めの頃に購入した少し前のものなので、いくつか「工夫」が必要な点もあります。

  • 隅っこの掃除は必要
    やはり、部屋の隅や角の部分のホコリは取りきれないことがあるので、そこはクイックルワイパーなどでサッと自分で掃除する必要があります。
  • 玄関からの落下事件(笑)
    うちのモデルは高性能ではないので、玄関の段差を検知できずに落下してしまうことがありました。(今では、玄関の手前のドアを閉めて「物理的」に落下を防ぐ、という工夫で対応しています!)
  • ゴミ捨ての手間
    最近のダストボックス付きのモデルと違い、毎回掃除が終わるたびに本体のゴミを捨てる必要があります。次回購入する際は、絶対にダストボックス付きのものにしたいと思っています。
  • 連携の不調
    アレクサと連携させていますが、最近は調子が悪いのか、声だけでは反応してくれないことも…。その時は、愛着を込めて手でボタンを押しに行っています。

我が家ではカーペットなどもあるため、水拭き機能のないグレードにしていますが、このように完璧ではない部分も含めて、その手間を補って余りあるほどの価値を、ロボット掃除機は提供してくれています。

もう「当たり前」には戻れない!我が家の司令塔「アレクサ&スイッチボット」

「三種の神器」、最後の一つは「アレクサ(スマートスピーカー)」です。そして、その相棒である「スイッチボット」の存在も欠かせません。 正直、導入するまでは「声で電気をつけ消しするだけでしょ?」と少し侮っていた部分もありました。
しかし、この子たちがいるおかげで、日々の様々な「当たり前」の面倒から解放されたのです。

「あ、リモコンあっちだ…」地味なストレスとの決別

導入前は、当たり前ですが、すべての操作が手動でした。

  • ベッドに入ってから「あ、リビングの電気消し忘れた…」と気づく絶望感。
  • 両手がふさがっている時に「電気をつけたい…」と思って、もどかしい。
  • 夏は、暑い部屋に帰ってきてからエアコンのスイッチを入れるので、涼しくなるまでが地獄。冬はその逆で、寒い部屋で凍える…。

一つ一つは本当に些細なことです。
でも、この地味なストレスの積み重ねが、日々の快適さを少しずつ奪っていたんだなと、今になって思います。

「アレクサ、おやすみ」がもたらした、最高の睡眠導入

布団に入ってからこの一言を告げるだけで、寝室もリビングも、家中の電気が一斉に消える。この快適さは、一度体験するともう元には戻れません。

そして、これはアレクサと連携させている「スイッチボット」のおかげですが、エアコンの遠隔操作も最高です。
夏は家に帰る少し前にスマホで冷房を入れ、冬は暖房を入れておく。これにより、家に帰った瞬間から、常に快適な室温で過ごせるようになりました。
さらに、朝起きる時間に合わせて照明とエアコンが自動でつき、家を出る時間には自動で消えるように設定しているので、普段、電気やエアコンのオンオフについて何も考えずに過ごせるようになりました。

地味に嬉しいのが、時計代わりになっていることです。
物をあまり増やしたくない私にとって、時刻を声で教えてくれるアレクサは、とてもありがたい存在です。

おまけ:スマートロックにも助けられています

これもスイッチボット製品ですが、玄関にはスマートロックも設置しています。
もともとカードキータイプの玄関なので普段はあまり使いませんが、鍵を忘れて家を出てしまった際に、スマホで玄関の鍵を開けられたことが何度もあり、その度に「導入しておいてよかった…」と心から安堵しています。

正直レビュー!スマートスピーカーの注意点

もちろん、たまに「え?」と思うこともあります。
ご存知の通り、たまに言葉を聞き間違えられたり、誰も話しかけていないのに急に反応したりすることがあるのはご愛嬌ですね(笑)。

(番外編)試行錯誤の末、我が家ではスタメン落ちした家電

さて、ここまで我が家を救ってくれた「三種の神器」をご紹介してきましたが、番外編として、試行錯誤の末に「我が家には合わなかったな…」と、残念ながらスタメン落ちしてしまった家電についても、正直にお話ししたいと思います。

それは、「カーテン自動開閉器(SwitchBot)」です。

「朝日で自然に目覚める生活」への憧れ

これを導入しようと思ったのは、「朝の太陽の光を浴びて、自然に気持ちよく目覚めたい」という、ドラマのような生活への憧れがあったからです。
毎朝毎晩カーテンを開け閉めする、あの地味な手間から解放されたい、という気持ちもありました。
それに、家を数日空ける時でも、自動でカーテンが開閉すれば、防犯にもなるし、室内の観葉植物に日差しを浴びさせられる…そんな理想を抱いていました。

理想と現実のギャップ…我が家には合わなかった3つの理由

しかし、実際に使ってみると、いくつか我が家の環境やライフスタイルには合わない点が見えてきました。

  1. 想像以上に響く作動音
    私が使用したのは初代モデルなのですが、静かな朝に「ウィーン」とカーテンが開く作動音が、想像以上に部屋に響きました。
    特に、うちのカーテンレールとの相性もあまり良くなかったのか、高音のきしむような音がしてしまい、「自然に目が覚める」というよりは、「音で起こされる」という、少し残念な目覚めになってしまいました。
  2. 充電の手間
    バッテリーが1〜2ヶ月ほどで切れてしまうため、その度に充電が必要でした。
    充電コードを繋ぐために、いちいち本体をカーテンレールから取り外すのが、だんだんとおっくうになってしまったのです。
  3. ソーラーパネルが機能しなかった
    その充電の手間を解消しようと、後付けのソーラーパネルも設置してみました。
    しかし、我が家の窓の日当たりが影響してか、ほとんど充電されることがなく、この解決策も断念。結局、早々に使うのをやめてしまいました。

試したからこそ分かった、大切なこと

最終的に、我が家では「得られるメリット」よりも「充電や音などの手間やストレス」が上回ってしまったため、この便利な製品もスタメンから外れることになりました。

でも、実際に購入して使ってみたことに、後悔はしていません。 便利な製品でも、自分の家の環境(カーテンレールとの相性や日当たりなど)や、自分が許容できる手間の範囲に合うかどうかは、試してみないと分からないことだったからです。

この正直なレビューも、きっと誰かの役に立つはず。そう信じて、今回は番外編としてご紹介させていただきました。

まとめ:時短家電は「心の余裕」を買うための投資

今回は、我が家を救ってくれた「三種の神器」と、試行錯誤の末にスタメン落ちした家電について、正直な感想をお話ししてきました。

私がこれらの時短家電を導入して一番手に入れたもの。それは単なる「時間」だけでなく、「家事を気にしなくていい」という精神的な解放感や「心の余裕」でした。

今まで家事に割かれていた脳のリソースに余白が生まれ、夫婦でゆっくり話したり、他のことに時間を使えたりするようになったのは、本当に大きな変化です。イライラすることも、確実に減りました。

もちろん、全てのことを効率化すれば良い、というわけではないと思っています。

例えば私は、コーヒーを豆から挽いて、ハンドドリップでゆっくり淹れる時間が好きです。
これはあえて手間をかけることで、満足感や豊かな時間を得られるからです。

私にとっての時短家電は、「面倒な作業」をロボットに任せて、そうして生まれた時間と心の余白で、コーヒーを淹れるような「豊かな手間」を楽しむためのものなのかもしれません。 これが、私のブログのテーマでもある「よりみち」に繋がるのだと思います。

日々の義務的なタスクを減らし、心から楽しめる「よりみち」の時間を増やす。 そのための、強力なサポーターが時短家電なのです。

これから導入を考えている方へ。
私も以前は「値段も高いし、本当に元が取れるの?」と半信半疑でしたが、今は自信を持って言えます。

時短家電は、「未来の時間と心の余裕を買うための投資」です。

そして、番外編でご紹介したように、時には失敗もあります。
でも、その失敗も「自分の家に合うもの・合わないもの」を知るための、とても価値のある経験です。

ぜひ、ご自身のライフスタイルに合った、最高の相棒を見つけてみてください。

あなたの毎日に、素敵な「よりみち」が増えることを願っています。

以上、ごんでした。

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